映画館の話
どうでもいい、昔話です。
私が小さい頃。
町に一軒だけの映画館がありました。
2本立てでした。
私と兄は、ウルトラマンとアニメの2本立て。
母は大人向けの2本立て。
昔は入れ替え制ではなかったので映画館で一日中過ごせた時代が
ありましたよね。
母の映画の終る時間に合わせて、結局2本x2回みた気がします。
隣にはひっそり?いえ、あからさまに成人男子向けの映画館も
ありました。
今は映画館はありません。
昔の記憶は陽炎のようにうっすらと、でも、
深いところに刻み込まれているような気がします。
私が中学生くらいの時に、母と一緒に鹿鳴館という映画を見ました。
初めて、大人向けの映画を見たという興奮。
大人の階段登った気がしました!
浅岡ルリコと当時華々しくデビューした沢口靖子が出てたと思います。
同じ時期に9歳年の離れた姉と”ET”をみました。
ETが死にそうな場面で、私は泣きそうになりましたが、
姉の前で泣くのは恥ずかしかったのを思い出します。
高校生になって、彼氏が出来ました。
手を握るのがやっとの純情なお付き合いでした。
バック トュー ザ フューチャー3を見に行きました。
嬉し、恥ずかし、THE デートです。
なんだか、今日は感傷的で気を抜いたら泣きそうです。。。
いや、もう泣いてるわ。
そんな日がありますよね。